ガイド50がJIS規格として制定・発行されました (2016-12-20)

2017.1.21
 JIS Z 8050:2016
安全側面-規格及びその他の仕様書における子どもの安全の指針

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この国際規格(と翻訳されたJIS規格)には子どもの安全をここまで深く考えてくれる人達と社会が世界中にあることを教えてくれる素晴らしいものです。いくつか文言を規格から紹介します。

子どもは,リスクを経験したり認識することなく,生来の探索心を抱いて大人の世界に生まれてくる。
子どもは,必ずしも意図されたものではないが,必ずしも“誤使用”とはいえない方法で,製品を使用し又は周辺環境との関わり合いをもつことがある。その結果,傷害を負う潜在的な可能性は,特に幼児期から思春期にかけて大きくなる。
子どもを見守ることで,常に大きな傷害を防止又は最小限にできるわけではない。したがって,しばしば,追加的な傷害防止の戦略が必要になる。
子どもの傷害を防ぐための戦略を検討する際には,子どもが小さな大人ではないという事実を認識しなければならない。

是非お読みいただくことをお勧めします。

子どもの安全研究グループは、国際規格とJIS規格をお読みになる方々に多少なりとも理解の助けになればと思い、本サイトに概要とキーワードを準備しました(クリック)。規格と併せて活用して頂ければ幸いです。