トランポリンパーク等での事故、消費者庁公表、2023-04-20

 トランポリンは、利用者がトランポリンの真ん中の部分(ベッドのこと)で跳躍することで、利用者が持つ「運動エネルギー」を、「弾性エネルギー」に変換して、跳躍できる設備です。
 着地した際には、自身の発生させた運動量に応じた自身に掛かる重力の数倍にも及ぶ反発力が、ベッドに接触した身体の部位を起点に瞬時に加わることが考えられます。一人で利用したときのほか、複数人利用の場合は、他の利用者の影響で利用者にかかる反発力が大幅に増幅し、思わぬ傷害をおうことがあります。

 消費者庁は、全国のトランポリンの施設で骨折などの大けがが相次いでいることから、消費者庁の安全調査委員会は、国に対して、施設側に再発防止策を要請することや利用者に危険性を周知することなどを求める報告書をまとめました。

トランポリンパーク等での事故(消費者庁WEBサイト)
-消費者安全法第23条第1項の規定に基づく事故等原因調査報告書-トランポリンパーク等での事故―
 概要 [PDF:793KB](令和5年4月20日)
 本文 [PDF:2.5MB](令和5年4月20日)