43階建てマンションベランダから小1女児転落 当会会員がTV解説しました 2016-04-16

大阪天王寺の43階建てマンションベランダから小学校1年女児が転落した事故が発生しました。

在京のテレビ局から当会に取材申込みがありました。そのレポートは東京台東区豊洲の43階建て新築マンションのベランダから行いました。居間から広いベランダに出ると、高さ80cmのコンクリート壁の上に40cmのアルミ製手すりが設置されており、事故が発生発生した天王寺の43階建てマンションとほぼ同様な構造です。コンクリート壁の上に手すりがあり、建築基準法上の要求1.1mを満たしていますが、乗り越えることは極めて簡単です。地上150mの高さの住宅に安全方策の無しに外部に開放されているベランダが作られていること自体が疑問です。

テレビ局のインタビューでは、「都会では高層マンションにお住まいの方はたくさんいます。幼児・低学年の子ども達が窓を開けてベランダに出ないよう、窓を鍵付き錠で施錠してください。と強くお薦めしました。これらの様子は

日本テレビ 4月11日夕刻
テレ朝   4月12日朝 グッドモーニング
フジテレビ 4月12日朝 めざまし

で放映されました。(森山 哲)

(事故の報道)
2016年4月10日午後2時50分ごろ、大阪市阿倍野区松崎町2丁目の43階建てマンション(シティタワーグラン天王寺、地上43階、高さ161m)の敷地内で、このマンションの最上階に住む小学1年の女児(6)が転落し全身を強く打っており搬送先の病院で死亡が確認された。報道によると、女児は直前まで家族と一緒に居間でビデオを見ていたが、少し目を離した間に姿が見えなくなり、家族が探していたという。高さ約1メートルの手すりがあるベランダに通じる窓が開いていた。

https://www.nomu.com/mansion/id/UE000025/